いつも、こだわりのレシピを載せてみえる千種さん、
最近のお気に入りと言われるコチラをまねっこさせていただきました。
『5分で早うまっ!』とはまさしく。クセになる美味しさでした~^^
人参もあったので、いろどりに入れてみたらまーこれまた美味しいのよ
千種さんも仰ってますが、
もやしは救世主です笑
千種さん、美味しいレシピをありがとうございました♪
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今日は小話をひとつ。
先日、テレビで『なんでも鑑定団』が流れていて、
ふっと思い出したご夫婦のお話です。
このご夫妻は
妻は亭主の影踏まず
まさしくその言葉どおりのご夫婦でした。
ご夫婦ご一緒にデイサービスを利用されていたのですが
だんな様のアキラさんは寡黙な方で
一人でマッサージチェアに座ったり本を読んだりするのがお好きな方でした。
奥様のフミさんは、それは上品な方で
写経やこれまた読書がお好き。
ただ、奥様は耳がとても遠くて
周りの方とお話したくてもこのことがあって遠慮がち。
会議で「筆談してはどうか?」と議題が上がったのですが
アキラさんは
周りの利用者さんに、「ああ、あの人は耳が遠いから筆談なのね」
と思われるのが嫌だ
という思いがあり
なかなかコミュニケーションを取るのがうまく行かなかったのです。
でも・・・。お話したいなぁ
と思ったので
アキラさんの前で、お昼休みのみんながワイワイしているときに
思い切って自分が持ち歩いているメモ帳に
『今日はなんのご本をお持ちなんですか』と書いてお出しすると
嬉しそうに見せてくださいました。
そこから、小さいメモ用紙が書ききれなくなるほど
2人で言葉のやりとりをしたのです。
それをじっと見ていらしたアキラさんは
そのときはなにを言うでもありませんでした。
毎回お見えになるときにしてはダメだろうと思い、
メモの会話は一度しただけなのですが
フミさんはその後、「これは大好きな本なの」←耳は遠いけどしゃべれる。
と私に瀬戸内寂聴さんの本を貸してくださったり
「この前はお休みだったの?寂しかったわ」と言ってくださるようになりました。
フミさんが、
デイサービスの最中に気分がすぐれないと
アキラさんと一緒にお帰りになるとき
シルバーカーを押しながら
私を見て
「またお会いしましょうね」と合掌されました
それから数日後、フミさんは旅立たれました。
アキラさんは、その後もデイサービスにお一人で来られ
言葉はいつも少ないのですが、毅然としておられました。
彼は午後になると
きまって指定席に座り、
『なんでも鑑定団』を見るのが好きでした。
「僕はこの番組がたのしみでね」
そう仰ってみえました。いつもフミさんと見てみえた姿が
お一人になってすこし背中が寂しそうでした。
それからまもなくして
私自身の異動がでて、デイサービスを離れることになりました。
その事を利用者さんに報告した後
アキラさんは
「寂しいなぁ、僕たちはあんたが一番好きだった」
とポツンと言われたのです。
私は意外な言葉に驚き
僕たち・・・
その言葉に涙があふれました。
アキラさんは、
フミさんがお亡くなりになって3ヶ月目の夜、
フミさんへのお経を上げたその直後に倒れ、
そのまま息を引き取られました。
その話を聞いたとき、
長い年月を過ごしたお2人の愛情が
引き合わせたのではないだろうか
そんな夫婦愛を垣間見た気がしたのです。
『なんでも鑑定団』を見ると
ご夫婦のことを思い出し
少しだけ切なく、そしてあたたかい気持ちになるのです。
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さて
今日は全国的にとーっても寒くて雪が降っている場所もあるとか・・・。
みなさん、あたたかくしてお過ごしくださいね。
本日もご訪問くださり、
小話までご一緒してくださりありがとうございました。
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